DVの種類
1 身体的暴力
殴る・蹴る・突き飛ばす・髪を引っ張る・つねる・押さえつける・首を絞める・物をぶつける・物を使って殴る・物を壊す・熱湯や水をかける・煙草の火を押しつける ・部屋に閉じ込める・怪我をしているのに病院へ行かせないなどといった一方的な暴力行為のこと。
2 精神的(心理的)暴力(言葉の暴力も含む)
恫喝したり日常的に罵る・無視する・無能役立たずと蔑む・他人の前で欠点をあげつらう・友人と会わせない・終始行動を監視する・出て行けと脅す・別れるなら死ぬと 狂言自殺を図る・子供や身内を殺すなどと脅す・誰に喰わしてもらってるんだ等と言う・お前はブスだ等と容姿について言及する・ペットを虐待してみせる,猥褻な言葉を発したり, 猥褻な写真,文書等を被害者に見せたり,自宅の壁に落書きするなど,ストレスとなる行為を繰り返し行う暴力行為のこと。
3 性的暴力
性交の強要・避妊をしない・特別な行為を強要する・異常な嫉妬をする猥褻な言葉を浴びせる・などの一方的な暴力行為のこと。
4 経済的暴力
仕事を制限する・生活費を入れない・支出した内容を細かくチェックする・家の金を持ち出す・買い物の指図をするなどの行為のこと。
5 社会的隔離
近親者を実家や友人から隔離したがる・電話や手紙をチェックする・外出を妨害するなどの一方的な行為のこと。
6 その他
1〜5の暴力的行為等を子供に見せることも,DVの被害者と子供の双方に対する虐待と認識されますが,子供のいる家庭の場合においては, 大抵の場合において(同居しているため), 暴力的行為の場面には子供が居合わせることが多いものです。